今や 通販やスーパー 100均でも売られているへナ 全て同じなのでしょうか?
大きく分けてみると
(100%ナチュラル)
クオリティーにもよるだス 小石が入ったり茎の混入などと有るだスけど
葉の部分だけで出来ているヘナのみナチュラルへナ オレンジのみ発色
(その他ハーブ混入)
コレも ナチュラルと言えばナチュラルだス ヘナのオレンジ色をインディゴのブルーで
茶や青紫系まで発色を調整できる その他アムラ シカカイ等のコンディショニング
効果の有る天然成分で調節したりとナチュラルへナより積極的な天然染料
(酸化染料混入)
通常の毛染めに使われる 酸化染料を混ぜて しっかりとした発色を促す
通常の毛染めは クリームの1剤 白い液の2剤(過酸化水素水) を混ぜて染めますが
酸化染料が発色するには酸素が必要で2剤が必要になります
では 酸化染料入りのへナは水で溶くのに? 長時間放置していれば自然酸化
しますが それでは時間が掛かります そこで 水で酸素を発生する 過酸化バリュウムや
過ホウ酸塩等を入れれば 早く 酸化重合させることが出来るだス!
粉状の染毛料全般に言えるのが 剤が粉末で出来ている為 界面活性剤や乳化剤
安定剤等 入っていないこれもダメージの軽減に繋がると思うだス!
(酸化染料以外の化学染料)
医薬部外品類の染料 ピクラミンNAや化粧品類の染料 2アミノ6クロロ4ニトロフェノール
等を混入する事により ヘナの発色を濃くすることが出来る これ等混入してても
日本では 無添加としての扱いで流通している場合も有るようだス!
ケミカルより刺激が少ないが アレルギー反応の心配が懸念されるだス!
(ニュートラルへナ)
無色で トリートメントへナなどと呼ばれてる場合が有るだスけど
実際にはヘナではなく Cassia Obovata 英名で センナ
センナとしては日本でも生薬として有名 へナにそっくりだけど 髪や肌には染まらない
アントラキノン、 クリソファン酸が含まれ
皮膚障害に効果が有るようだス 無色と言うが クリソファンに黄の色素が有り
薄く黄色が乗る 気にならない程度 コレもタンニン効果有るので
艶など良くなるだス!
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以上上げたへナすべて地毛を明るくする力は無いだス! 白髪を目立たなくさせる
通常カラーで退色して明るくなったところをダメージを気にせず落ち着かせる
ジアミン等の科学染料を気にする方はナチュラルかハーブ配合のへナと
へナにこだわる方は選択肢狭まるし 色に対する遊び心も制限されるだス!
酸化染料入りヘナで黒染めした場合は染着力が非常に強固な為明るくしようと試みると
毛髪へのかなりのダメージは否めないだス!
今世の中にあるカラー剤すべて いい所もあれば悪いところも有るだス
そのカラー剤を使い生業にしている美容師でも深くは知らない美容師が居るのも事実
美容師が勉強していくのは元より 自分にとって何が意向に会うカラー剤かを
選ぶ知識があると 納得行くカラーライフ送れると思うだス!
*以前は 薬事法により へナは雑貨 扱いとされていましたが H13年4月の薬事法改正にて
へナの扱いが 化粧品登録になり 化粧品として販売されるようになりました
ですから 登録申請して無いへナは 雑貨扱いとして流通してる場合があります
これ等の中にはジアミン染料や活性剤を混入させた商品もあるので
より 見分ける術が必要だス!